映画『猿の惑星 創世記』 一匹の猿から全てが始まった

  本日は映画『猿の惑星 創世記』について語らせていただきたいと思います。1960年代に公開された猿の惑星の前日譚であり、猿がどう進化し、人類を支配していったのかを描いています。

 

 僕自身、猿の惑星は大昔に観た以来で、猿が人間同様の姿になり、人間を脅かす姿は、面白くもありながらも、どこか底知れない恐怖も感じていました。今作は、地球がどのようにして猿の惑星に成り果てていったのかを、初めは人間側の視点から、徐々に猿側の視点からのストーリーテリングに移り変わっていきます。

 何よりすごいのが、猿のCG技術であり、表情や毛並みの一つ一つが繊細で、現代のCGレベルはここまで来ているのかと、感服しました。

 

 のちに猿のリーダー的存在になっていく、シーザーの風貌や存在感は、モーションキャプチャーと呼ばれる技術が使われ、アンディ・サーキスが演じています。猿独特の動きを見事に表現し、とにかく素晴らしすぎます!

 

 お猿さんたちが、ある薬によって賢くなっていき、言葉を語らずとも映像だけで巧みに理解させていく過程は、秀逸であり、これぞ映画でしか成し得ない手法だと思いました。

 これはもう猿の惑星というよりは、一つの芸術作品を観ているかのようでした。今作から、新世紀、聖戦記と物語が続くにつれて、お猿さんが軍隊のようになっていき、とてつもない世界観に突き進んでいきます。3作品を通して見ると、一匹の猿から全てが始まった神話のように見え、昨今の多くのリブート作品とは、違うフェーズのシリーズだったと思います。ぜひぜひご覧ください! 

 

映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』予告編

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