映画『2001年宇宙の旅』

 かつてSF映画の金字塔と呼ばれ、今も映画史に名を残す、本作『2001年宇宙の旅』。このタイトルを最初に聞いた時には、そのあまりのストレートさ感に数秒心臓が止まりました・・・

 

 映画冒頭、人類の夜明けとともに、ヒト猿の群れに謎の物体「モノリス」が現れる。それの影響で、猿は骨を武器として使い、仲間を殺す。その空に投げられた骨が、近未来の軍事衛星へと映像がモンタージュされます。(映画史における屈指の名シーンです)

 

 冒頭15分くらいは、言葉なしの映像だけで語らせるシークエンスが続き、それだけでこの映画の荘厳さと凄みが伝わってきます。むしろこの映画は、それ自体が芸術作品であり、正直、初見した時は、僕には敷居が高過ぎて、意味の分からない映画だなという印象を抱きました。

 

 そしてこの映画は、僕がこの年になるまでに、僕なりにスタンリー・キューブリックが本作で描こうとした人類史を俯瞰した世界を理解しようとしました。

 でもそれは無駄なことだと分かりました。この作品は誰にも本質的には理解できない作品であり、永遠に解明されなくていい作品なんだと・・・・

 だからこそ、今も語りつがれ、伝説となっている映画なんだと僕は思います。

 

2001 A Space Odyssey Opening in 1080 HD

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